・ランボルギーニの歴代最高額モデルはヴェネーノなのか?
・ヴェネーノの車名の意味と所有者は誰なのか?
このような疑問を解決できる記事となっております。
ランボルギーニの初代モデル「350GT」が1964年に発表されてから、「ミウラ」や「カウンタック」の大人気モデルの他にも数々のモデルが世に生み出されてきました。
実は、その中でも一般的にはあまり知られていないモデルが歴代の最高額だったのです。
なぜなら、その希少性から生産台数はわずかに3台だけだったので、一般的にはあまり印象にない幻のモデルになりました。
結論を申し上げると、ランボルギーニの歴代最高額モデルは「ランボルギーニ・ヴェネーノ」になります。
この記事を読むと、自動車ファンの間では非常に有名な車であり、その独特なデザインと性能は多くの人から憧れられているランボルギーニ・ヴェネーノについての疑問が分かります。
ランボルギーニの歴代最高額はヴェネーノ?
ランボルギーニの史上最高額は、2013年に発表された「ヴェネーノ」で、当時の価格は税別で300万ユーロ(約3億4500万円相当)でした。
2013年に発表され、その非常に限られた台数(わずか3台のクーペモデルと9台のロードスターモデル)しか生産されていません。
この希少性と特別なデザインにより、ヴェネーノはスーパーカーコレクターの間で非常に人気があります。
ヴェネーノのデザインは、ランボルギーニのスーパーカーらしいエッジの効いたスタイリングが特徴的です。空力性能を最大限に活かすために、ダウンフォースを増加させるための大胆なエアロダイナミクスが施されています。
また、軽量素材の使用も行われ、カーボンファイバーやチタンなどが多用されています。
エンジンには、ランボルギーニの伝統的な自然吸気V12エンジンが搭載されており、最高出力は750馬力(552 kW)に達します。
0から100キロメートルまでの加速はわずか2.8秒で、最高速度は約355キロメートル(221マイル)に達すると言われています。
ヴェネーノは、ランボルギーニのフラッグシップモデルであり、その圧倒的な性能とデザインで世界中の自動車ファンを魅了しています。
ランボルギーニ・ヴェネーノの基本スペック
ランボルギーニ・ヴェネーノの基本スペックは以下になります。
スペック | データ |
---|---|
車 名 | ランボルギーニ・ヴェネーノ |
生産年 | 2013年(ロードスターモデルは2014年) |
生産台数 | クーペモデル:3台、ロードスターモデル:9台 |
エンジン | 6.5リッターV12自然吸気エンジン |
最高出力 | 750馬力(552 kW) |
最大トルク | 690 Nm(507 lb-ft) |
0-100 km/h加速 | 約2.8秒(クーペモデル), 約2.9秒(ロードスターモデル) |
最高速度 | 約355 km/h(221 mph) |
変速機 | 7速シングルクラッチセミオートマニュアルトランスミッション |
駆動方式 | 四輪駆動 |
ボディタイプ | クーペ(3台)およびロードスター(9台) |
ランボルギーニ・ヴェネーノの車名の意味
ヴェネーノの意味と由来
ランボルギーニ・ヴェネーノの車名の由来は、スペイン語で「毒」を意味する「Veneno(ベネーノ)」に由来しています。この車名は、スペインの闘牛に由来するもので、特に有名な闘牛の名前から取られています。
「Veneno(ベネーノ)」は、スペイン語で「毒」を意味しますが、ここでは闘牛の名前として使われています。闘牛の世界では、特に凶暴で力強く、強靭な牛にこの名前が付けられます。
ランボルギーニはそのようなイメージにインスパイアされ、特別な記念モデルである「ヴェネーノ」にこの名前を与えたのです。
「ランボルギーニ・ヴェネーノ」という車名は、創立50周年を記念して生産された特別仕様車であり、その名前の通り、ヴェネーノはまさにランボルギーニの毒々しいスーパーカーとして世界に登場しました。
その圧倒的なパフォーマンスと特別なデザインは、まさに「Veneno(ベネーノ)」の名にふさわしい存在として世界中のスーパーカーファンを魅了しました。
ランボルギーニ・ヴェネーノの所有者
発売当初、ヴェネーノ3台の所有者のうちの1台の納車先がニューヨーク州ロングアイランドであるとされていて、その人物はアントワーヌ・ドミニク氏(ランボルギーニのディーラー経営者)と噂されておりました。
ランボルギーニの歴代最高額はヴェネーノ?車名の意味と所有者も紹介 まとめ
この記事では、以下の内容についてまとめました。
- ランボルギーニの歴代最高額は?
- ランボルギーニ・ヴィネーノの車名の由来
- ランボルギーニ・ヴィネーノの所有者
ヴェネーノの1台は中古車として市場に出されましたが、他の2台の所在はどこで誰が所有者なのか気になりますね。