京都の鴨川の水が赤く染まる!発生源は何?染料なら生体に影響か?

時事ニュース
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京都市南区上鳥羽勧進橋町の鴨川で「川が赤くなっている」との通報があり市が原因を調査中です。

魚や人体に影響はないのか非常に気になりますね。

そこでこの記事では下記について調べてみました。

鴨川が赤く染まった成分は?

鴨川が赤く染まった成分の発生源は?

鴨川が赤く染まった成分が染料なら魚や人体に影響する?

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京都の鴨川の水が赤く染まった成分は

川の流域に工場がありますの染料の流出の可能性が高いと想像されてしまいますね。

過去に日本の河川が赤くなった事例を参考に推測される原因を3つ調べてみました。

微生物の大量発生によりる染色

平成22年の夏の猛暑時に埼玉県の河川でミドリムシの一種でユーグレナ・サングイエナ(以下ユーグレナ)が大量発生した事により河川が約100mにも渡り赤く発色した事例がありました。

原因は、河川の生活排水汚染と夏の高温によりユーグレナにとっては好環境となったため、大量発生にいたったようです。

廃棄物の赤い塗料の流出による染色

平成26年の神奈川相模川で、廃棄物として収集された「赤い塗料」がコンテナに入った状態で道路側溝に流出する。

その赤い塗料が夜間の降雨により河川に流入してしまい河川を赤く染めた。

染色工場の排水の流出による染色

50年位前の鴨川は、生活排水や染色工業からの排水に染料が含まれ紫色に汚染されていた場所がありました。

しかし、現在は下水道の整備や市民活動により良好な水辺の環境が維持されております。

染料は生体に影響するのか?

結論から申しますと天然由来の染料成分なら生体影響は少ないですが、化学物質由来の染料であれば生体影響は大きいと言えます。

京都では新万葉染め、草木染め等の天然由来成分を利用した染色技法も行っているそうですが、当然ですが水質汚濁防止法に沿った処理をしているはずです。

工場からの排水では無いにしても、濃度の高い化学染料が流出したのであれば魚や人体の影響は避けれません。

まとめ

今回の記事で「京都の鴨川の水が赤く染まる!発生源は何?染料なら生体に影響か?」と題して調べてみました。

京都の鴨川はかつて汚染されておりましたが、行政と市民活動の努力により綺麗な一級河川となりましたので現地市民の方々は大変ショックだと思います。

現在調査中とのことですが、早急に原因が解明し、生体影響は無いことを望みます。

 

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