白菜を食べるのときに葉の「黒い斑点」が何か分からず捨ててしまう事はありませんか?
私も今まではずっと体に悪そうなので処分しておりました。
調べるのもおっくうでしたが、今回は次の疑問に対して簡潔に調べて見ましたのでぜひ参考にして下さいね。
・白菜の「黒い斑点」は食べれるの?その正体は何?
・白菜の「黒い斑点」はなぜできたの?
・新鮮な白菜を買う簡単な選び方?
この記事を最後までご覧いただければ、今まで疑問に思っていた些細な事が解消されますよ!
白菜の「黒い斑点」は食べれる?その正体と成分は何?
結論から申しますと、「食べても大丈夫」だったのです。
農家の皆さま今まで捨ててしまってごめんなさい!
そして、その正体はなんと「ポリフェノール」だそうですよ!
何とももったいない早く調べるべきだった!
【農家から切実なお願い】
白菜に『黒い点』があっても
食べてください!
食べてください!
食べてください!この黒い点は『ポリフェノール』なのです!
急激な寒さにあたると発生する生理現象で、凍結しないようにと環境に対抗したので甘みがあって美味しいのです!
ぜひ召し上がってください! pic.twitter.com/OsQWMmEaWJ
— マノマノ🌾 (@manomano_farm) December 13, 2019
ポリフェノールと聞くと赤ワイン、緑茶またはチョコレート等の食品をイメージしませんか?
実はポリフェノールは野菜を含むほぼ全ての植物に含まれているそうです。
ポリフェノールについて改めて知りたい方は下記を参考にしてくださいね。
ポリフェノール(polyphenol)は、たくさんの(ポリ)フェノールという意味で、分子内に複数のフェノール性ヒドロキシ基(ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香環に結合したヒドロキシ基)を持つ植物成分の総称。
ほとんどの植物に含有され、その数は5,000種以上に及ぶ。光合成によってできる植物の色素や苦味の成分であり、植物細胞の生成、活性化などを助ける働きを持つ。
黒い斑点は「ゴマ症」と呼ばれるもので、生育の家庭で激しい雨や、肥料過多、収穫の早すぎや遅すぎ等がストレスとなり出現する症状です。
ストレスにされされたからなのか味は「ゴマ症」がないもの比較して落ちてしまうそうです。一般的には「ゴマ症」が出来ていない白菜の方が甘みが強く美味しいそうですよ。
見た目からは「黒いカビか?」と勘違いしてしまいますし、なんなのか調べようとも思いませんでしたが、捨てる必要も体に害も無いので安心しましたね!
よくうちの白菜見て、「この黒い点は何?? カビ?病気?ようこんな白菜を売ってるねー」とお客様から言われるけど、実はこの黒い点は『ポリフェノール』なんだよね!! pic.twitter.com/4TPsKaCjfK
— 林農産 (尚さん) (@hayashi_agri) January 17, 2019
新鮮な白菜を選ぶ簡単な方法!
白菜は冷蔵庫で保存する時間が長くなりがちなので、どうせ買うなら新鮮でおいしいものを選びたいですよね。
古いものは水分が徐々に抜けていきシナシナになります。
新鮮ものは水分が多い! →これをふまえて下記のポイントをおさえておけば大丈夫です!
「丸ごと白菜」を買う場合
①ズッシリと重たいものを選ぶ
②葉先まで硬く巻きがしっかりしていて、上部を押すと弾力があるのもを選ぶ
③底面の切り口は白く新鮮なものを選ぶ
「カット白菜」を買う場合
①断面の芯の高さが 1/3 以下で、葉がすき間なくギッシリ詰まっているものを選ぶ
②古くなると断面が盛り上がってくるので、断面がなるべく平らなものを選ぶ
まとめ
今回の記事では「白菜の黒い斑点は食べれる?正体はあの成分だった!簡単な選び方!」と題してご紹介してきました。
内容をおさらいしますと白菜の黒い斑点は「ゴマ症」と呼ばれているもので、その成分はポリフェノールでした。
当然食べても害は無いのですが、味は若干「ゴマ症」がないものより落ちてしまうようです。
そして最後に新鮮な「白菜の選び方」のポイントは水分にある。
気になってはいたが調べるまでもない。調べるのも面倒くさいなあ・・・ということを簡単にまとめてみましたので皆さんの参考になれば幸いです。