中国留学前の準備でやっておくべきこと【学習・手続き・持ち物】

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中国への語学留学前に何をやっておくべきか、また何を持って行けばいいか悩んでる方も多いと思います。
私が留学したので2001年でしたので、当時は情報も少なく、結局悩んだまま中国へと出発しました。
この記事では1年の留学と4年間の現地日系企業での就労経験から、これをやっておいて良かった、これを持っていって良かったという事を紹介します。
雑誌や本などからのありきたりの情報ではなく、実体験からの知識をお教えいたします。
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中国留学前にピンインの発音と文法の基礎だけは学習しておく

中国語の留学は全くの0からの初心者からでも受け入れしてもらえます。大学での手続きも日本語の堪能な職員が対応してもらえるので問題ありません。
ただし、クラスのレベル分け口頭テストから授業と全て中国語の授業が始まったときに言ってること分からず、発音が悪いと相手に聞き取ってもらえません。
そこで、私が実際に留学前に駆け込みで行って良かったことをご紹介します。

中国語講師資格を持ったネイティブの発音セミナーに参加する

中国語のピンインの発音の勉強で日本人が最初につまずく “zhi、chi、shi” の巻き舌発音 、 “e” の発音、“en”と“eng” の区別 を徹底的に攻略しておけば後が楽になります。私は留学先では初級の中レベルからのスタートでしたが、日本人が発音で強制されるまたは聞き取ってもらえないワースト3
に匹敵します。
留学先の中国語教師も当然中国語講師資格を持っておりますが、日本人に教えるための訓練をしている訳ではないので、舌の位置やコツ等の微妙なニュアンスが分かりづらいのです。
ただし、日本に在籍している中国語資格取得の教師は日本人が不得手とする発音を理解した上で教えてくれるので非常に分かりやすいのです。
私は中国語テキストの著者でもある 紹 文周氏主催の「文周式中国語発音特訓講座」に参加しました。こちらは2日間の短期ですが、日本人の躓くポイントを理解した講師陣が徹底的に発音の矯正を行ってくれます。またこの講座では四声の練習もしっかり行いますので、急いで基礎を習得するに最適です。

駅前中国語留学を利用し発音の確認、矯正、情報収集を行う

自分の中国語は中国人に聞き取ってもらえるのか、また発音はどこがおかしいのかネイティブ中国人から教わるために、地元の駅前にある中国語会話教室に短期で通学しました。

こちらの教師陣はプロの中国語教師ではなく、大学生のネイティブ中国人がアルバイトで行っているのですが、手頃な金額で生の中国語のヒヤリングと発音の矯正ができます。

また、クラスの中には北京に短期駐在を繰り返す男性もおりましたので、現地の情報を聞くこともできて、情報収集にも役立ちました。

時間的、経済的に余裕があれば、留学前の不安解消の一助となるので利用する価値はありますよ。

中国留学前に「海外転出届け」を提出する

私の場合は中国への渡航期間を決めずに飛び出したこと、加入は任意ということもあり提出はしませんでしたが後になって後悔することになりました。
1年以内の期間留学の場合でしたら手続きをしない方が多いようですが、留学前の出費を極力抑えたいのであれば、海外転出届けを提出して住民票をその市町村から外した方がお得になります。
意図的に悪用をするのはいけないのですが、留学期間が1年未満で帰国した場合でも転入届け提出しても罰則にはなりません。
私は1年間住民税を支払い続けた後、「海外転出届け」を母親に代理で提出してもらいました。5年間の滞在期間の後帰国し、未払いであった国民年金の補填払いも行いました。最初から提出をしていれば、国民年金は免除の制度を利用できたのですが、無計画が後でしっぺがいしとなるので注意が必要です。

中国留学で「持ち物リスト」に加えるべき中国人に贈ると喜ばれる以外な物

長期の留学や実家に物を預けられない方は不用品の処分を行うと思いますが、その中で安価なものでも日本リークな中国人や語学相互学習で出会うであろう中国人にプレゼントすると喜ばれる物を紹介します。

高価なものは必要ありません。私が実際にプレゼントして喜ばれたものだけを厳選しました。

中国語訳付きの日本文化紹介の本

仲の良くなった現地の人とは決まって日本の文化について質問されますので、1冊持っていると片言でも会話が続きました。その本はボロボロになってしまったので、一時帰国した時に同じ本を日本語を学習している知人にプレゼントしました。

邦楽CD

中国に Kiroro(未来へ)、安全地帯(ワインレッドの心)等邦楽ヒット曲を著名歌手がカバーして中国内でヒットすることもありますが、原曲は日本の歌手と知らない方が大半です。古い邦楽CDでも処分しないで中国語学習中の方には喜んでくれます。

日本製の爪切り

自分用でこれを持っていかない人はいないでしょうが、日本製の物は一般的に販売されている中国製の物とは明らかに切れ味か違います。旋盤機械を扱うベテラン機械修理工の中国人に貸した時の驚き様は今でも鮮明にお覚えております。これも一時帰国で新品購入してプレゼントしました。

芯が折れにくいシャーペンの芯 

これも以外だと思いますが、普段何気に使っている便利なものは中国ではすぐに手に入りません。これは中国人のみならず、外国人留学生の同級生にも好評でした。

熱さまシート

現地日系企業で仕事をしていた時に小さい子供のいる中国人スタッフに頼まれて、一時帰国の際に購入しました。

一つ一つ袋梱包された小さいお煎餅、お菓子

小さいのにわざわざ綺麗な梱包に包まれたお菓子は「日本文化の象徴的」な物の一つとして珍しい様です。多人数に配る必要がある時に手頃なプレゼントです。

まとめ

正確なピンインの発音と四声の抑揚を身につけておけば、覚えた単語、構文を用いてどんどん実践できます。発音が悪いと聞き取ってもらえず最初からモチベーションも上がりませんので、発音の基礎は身につけて留学した方が効率が違います。
また、安価なものでも中国人に喜ばれるものはたくさん存在します。不用品の整理で捨てようか迷っている物で、本文に取り上げたリストの物をがあれば取っておくと良いですよ。
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